スランプの時に読んでめちゃくちゃ効いた本

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フージー(@fuujii__)です。

夏休みに入って、初日にAndroidアプリのAPIレベル26以上の対応をすべて終わらせました。

スタンプもネタが尽きて、「ああ、莫大な暇時間なのに、何を作ったらいいのか。。。」と突然のスランプ。

そんなときに出会った本ですが、めちゃくちゃよかったです。

もう、スランプとかじゃなくて、お疲れの会社員の人や全員一回は読んでほしい。

「自分の中に毒を持て」 岡本太郎さん

岡本太郎さんといえば、私の中では大阪万博の「太陽の塔」とグラスの底に顔があってもいいじゃないかのグラスです。

よくテレビにも出ていらっしゃいましたが、少し変わった楽しい方という印象でした。

、この本を読んで、めちゃくちゃすごい人!

とにかく人間力というか、ほとばしる力、まさに「爆発」といったパワー。考えと文章にパワーもあるし、忘れていた自分の力を目覚めさせてくれます。

私が感じたこと3つ

なんでもいいからやれ!

”誰もが何かしなきゃいけないと思っている。ところが、その”何か”とはいったい何なのか、よく考えてみると、てんでわからない。”

”まず、どんなことでもいいからちょっとでも情熱を感じること、惹かれそうなことを無条件にやってみるしかない。情熱から生きがいがわき起こってくるんだ。情熱というものは、”何を”なんて条件つきで出てくるもんじゃない、無条件なんだ。”

*「自分の中に毒を持て」より引用

人間はみんな、何かをしたいし何かで人やこの世に貢献したいのだなぁ。それは自分だけじゃなくて、全員がそう思っている。

そして、ちょうど今、莫大な暇を目の前にして、何をしたらいいかスランプだったんですが、よく考えたら、ブログでもこうやって発信してだれかがこのページを見てくれて、この本を手にとってくれれば、それでいいなと思っています。

下手でいい

”むしろ下手な、不器用な、素人の手づくりのほうがいいと思う。その方がずっと人間的に身近な感じをおぼえるし、見ていると夢がひらくからだ。”

”まったく素人、下手なのが平気で作ったものに、「手づくり」のほんとうのよろこび、人間的なふくらみがあるはずだ。”

*「自分の中に毒を持て」より引用

ああ、本当にそう思う。

自分が今携わっている遊技機開発についても同じくあてはまる。商品としてはまとまっているが、魂がない。人間が考えて、企画して、仕様を作って、プログラミングする。だけどその人間が全員慣れてしまってプロになったと思い、全員が職人で、要するに職人=マシンがただ作っている。

工場と変わりないのだな。。

そして俺の作るスタンプもそういうものになっているのかもしれない。

先日、嫁さんが「私もスタンプ作る!」といって1個リリースしましたが、作っている最中がとてもいきいきしていて、できあがったものは全然上手くはないけれど、何か感じるものがある。

人間は生きているか

”ぼくがここで問題にしたいのは、人類全体が残るか滅びるかという漠とした遠い想定よりも、今現時点で、人間の一人ひとりはいったいほんとうに生きているだろうかということだ。

ほんとうに生きがいをもって、瞬間瞬間に自分をひらいて生きているかどうか。”

*「自分の中に毒を持て」より引用

みんな活き活き生きろや!という岡本さんの激励を感じました。

まとめ

とにかく、おすすめですから、是非一読を!

自分の魂の深いところで火がつく感じがします。力が湧いてくると言う感じ。

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